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『IT/イット』ペニーワイズの目的とは?なぜジョージーだけ死んだのか

『IT/イット』ペニーワイズの目的とは?なぜジョージーだけ死んだのか

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映画『IT/イット ”それ”が見えたら終わり。』に登場する殺人ピエロのペニーワイズ。

突如デリーの町に現れ子供たちを恐怖に陥れるペニーワイズの目的とはいったい何なんでしょうか。

そして沢山の子供たちがペニーワイズに捕らわれましたが死んだのはジョージーだけだったのはなぜなんでしょう。

今回の記事では

  1. ペニーワイズの目的
  2. ジョージーだけ死んだ理由

 

この2つのポイントについて見ていきたいと思います。

 

『IT/イット』ペニーワイズの目的

ペニーワイズの目的はデリーに住む子供たちを恐怖に陥れ、食べることです。

ペニーワイズにとって恐怖は味付け、スパイスのようなもの。

 

より純粋な恐怖を与えることで最高の仕上がりをみせるのです。

 

ペニーワイズがターゲットを子供とするのもそのためで、考えが歪んだ大人たちより子供のほうがより純粋な恐怖心を抱くからです。

ペニーワイズが子供たちの恐怖を貪欲に求める理由はただ『おいしいから』という理由だけではありません。

ペニーワイズは子供たちの純粋な恐怖をむさぼることで長い眠りにつけるのだといいます。

そのために子供たちを恐怖に陥れ食べているんだとか。

 

デリーの町では昔から同じように子供たちの失踪事件や殺人事件が27年おきに繰り返されていました。

 

つまり27年おきにペニーワイズによる子供たちの殺人事件は起こっているのです。

『IT/イット』なぜジョージーだけが死んだのか

物語の序盤でビルに作ってもらった紙のボートで遊んでいたジョージー

その日は雨で排水口にボート流されていってしまいます。

取り出そうとしたジョージーは排水口に待ち構えていたペニーワイズに腕を噛み疲れ、排水口の奥へと引きずりこまれてしまうのでした。

 

ラストシーンでペニーワイズを恐れないビルは見事ペニーワイズを撃退します。

しかしその後弟のジョージーが着ていた服を見つけ、ジョージーが死んでしまったことを受け入れるのでした。

他の子供達はペニーワイズによって捕らえられ、空中に浮いていたものの命まで奪われることはありませんでした。

なぜジョージーだけが死んでしまったのか?

他の囚われた子供達との違いは何なのか?

それは己の恐怖に打ち勝つことができたかどうかです。

先程述べたようにペニーワイズは純粋な恐怖を抱いた子供達を食べることを目的としています。

冒頭のシーンでジョージーはペニーワイズに腕を噛みつかれそれはそれは純粋な恐怖を感じていました。

ペニーワイズにとっては最高のご馳走だったわけです。

一方助かった他の子供達はそれぞれ自分の中の恐怖に打ち勝つことができていました。

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ビルの恐怖

ビルが恐れていたのは弟の死でした。

ジョージーが失踪してからというもの、ビルは弟ジョージーの死を受け入れたくなかったのです。

ビルが見たペニーワイズはジョージーが吸い込まれていった暗い闇や水、さらにはジョージー本人でした。

しかしビルは弟ジョージーの死を受け入れ、ペニーワイズが姿を変えたジョージーが偽物であることを見抜き、銃を撃ちました。

エディの恐怖

エディは母親から大量の薬をのまされていました。

エディが見たペニーワイズの姿はボロボロのゾンビ、これは薬によって生かされたボロボロ自分になりたくないという恐怖です。

母親に向かって薬を叩きつけるという反抗をする事で、エディは恐怖を克服しました。

ベバリーの恐怖

ベバリーは父親に性的虐待を受けていました。

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ベバリーが恐れていたものは自身の成長です。

日々大人の女性へと変わっていき、父親が喜ぶ体になっていくことへの恐怖を抱えていました。

父親にずっと怯えていたベバリーですが後半では反抗し、父親を殴ることで自身の恐怖を克服しました。

 

『IT/イット』ペニーワイズの目的やなぜジョージーだけ死んだのかまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では

 

  1. ペニーワイズの目的
  2. ジョージーだけ死んだ理由

 

について見てきました。

 

  1. ペニーワイズの目的は子供たちを恐怖に陥れ、食べること
  2. ジョージーだけ死んだのは純粋な恐怖を抱き、恐怖に打ち勝つことができなかったから

 

です。

ペニーワイズは純粋な恐怖を抱いた子供たちを食べることが目的でした。

ペニーワイズの姿は見る人によって違った姿に見えます。

それはその人が一番恐怖を抱くものです。

ペニーワイズは子供たちが子供から大人になるための試練のようなものだったのではないかと思います。

自分の中の恐怖に打ち勝ち、克服することで大人へと成長していくのです。

大人にペニーワイズの姿が見えなかったのは今までの経験から、すでに自分の中の恐怖を克服してきているから。

そのため子供のように純粋な恐怖心を抱かないため、ペニーワイズのターゲットになりえなかったのだと考えます。

わかりやすいのはベバリーの父親、明らかに血で真っ赤に染まったバスルームを見ても無反応。

ベバリーの短くなった髪の方が気になる父親、明らかにこの異様なバスルームの光景は見えていませんでした。

ペニーワイズは子供にしか見えないのです。

そしてジョージーだけ死んで他の子供達が助かったのは、ジョージーだけが恐怖に打ち勝つことができなかったからです。

にしても、、、ピエロに腕を噛みちぎられて恐怖を抱かない子供がいたらそれはそれでやばそうですが…

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