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映画「塔の上のラプンツェル」で主人公ラプンツェルは幼い頃の記憶を失い、18年の間ゴーテルと共に暮らしてきました。
しかしあることをきっかけに彼女は自分が王国から消えたプリンセスであること、そして今まで自分の母親だと思っていたゴーテルが実の母親ではなかったことに気づきます。
今回はラプンツェルがなぜプリンセスであることに気づいたのか?そして太陽のマークの意味するものは何なのか?
そもそもどうしてラプンツェルは記憶を失いゴーテルを母親だと思い込んでいたのか見ていきたいと思います。
ラプンツェルは自分が消えたプリンセスであることになぜ気づいたのか?
それは塔の外で見た太陽のマークがきっかけで記憶が呼び戻されたからです。
ユージーンと共に外の世界に出たラプンツェルは自分が生まれ育ってきたお城にも音連れることになります。
そこで見かけたのがこの「太陽のマーク」です。
この太陽のマークは国のシンボルでもあり、お城のいたるところに描かれていました。
そして塔に戻ったラプンツェルですが、外の世界で見たこの「太陽のマーク」が自分の部屋にも描かれていることに気づきます。
これは無意識のうちにラプンツェルが描いたもの。
どうして初めて行ったはずの外の世界で見た「太陽のマーク」を自分は描いたのか?
ここで外の世界で知った「消えたプリンセス」の話や自分の部屋にある「太陽のマーク」、そしてこのマークがコロナ王国の紋章であることなどパズルのピースが組み合わさるようにラプンツェルの記憶が戻っていきます。
つまり、ラプンツェルが自分が消えたプリンセスであることになぜ気づいたのかというと、外の世界で見た「太陽のマーク」がきっかけとなり断片的だった記憶のピースが組み合わさっていったからです。
太陽のマークの意味やラプンツェルとの関係性は?
ディズニー
長編アニメーション
記念すべき50作目#塔の上のラプンツェル
✨明日よる9時✨初めての自由、冒険、恋
美しく感動に満ちた物語 pic.twitter.com/FqvCOZrxG2— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) April 29, 2020
ここでラプンツェルが自分が消えたプリンセスであることに気づくきっかけとなった「太陽のマーク」について詳しく見ていきたいと思います。
塔やお城、コロナ王国のいたるところに存在するこの「太陽のマーク」は王国のシンボル・紋章となります。
コロナといえばここ最近は世間を騒がすウイルスの名前でもありますが今回は太陽の一番外側にある大気・ガスのことを指します。
そして「塔の上のラプンツェル」に登場するキャラクターや設定は太陽と深い関係性があります。
ラプンツェルの母親である王妃様の不治の病を治した魔法の花は「太陽の花」ともいわれています。
またこの「太陽の花」は太陽から出てきた「太陽のしずく」から生まれたものだとされています。
さらにこのコロナという言葉は2000年も昔から「冠」を表す言葉とされていて「クラウン」という言葉につながっています。
このように「太陽のマーク」は「塔の上のラプンツェル」の世界観・設定に大きくかかわっているものだといえますね。
鏡がラプンツェルとゴーテルの対照的な姿を映し出していた
ユージーンの盗んだティアラを被り鏡の前に立ったラプンツェルのもとにゴーテルがやってきて
「自信に満ち溢れている若い女性がいるわね。あら、あなたも映っていたわ」
という発言をしています。
コロナ王国のプリンセスというラプンツェルにとって真実の姿が映し出される一方で、魔法の能力で若さを保つゴーテルの偽りの姿、この時は多少的な2人の姿を映し出していましたが最終的には魔法が解け老化した真実の姿を映し出すものとなります。
なぜラプンツェルはそれまでゴーテルを信じていたのか?
そもそもどうしてラプンツェルは自分がプリンセスであることやゴーテルが実の母親ではないことを忘れてしまっていたのでしょう?
ゴーテルにとってラプンツェルは奪われた大事な魔法の花の代わり、ですがもともとはコロナ王国の兵士たちによって自分の居場所を奪われ、魔法の花を奪われ、そして生まれてきたのがラプンツェル。
彼女を見るたび母親である王妃が憎らしくてたまらなく、このままではラプンツェルを育てていくのは難しいと感じたため魔術で彼女の記憶を消しました。
ずっと前からラプンツェルとゴーテルは塔に住んでいる、母親のゴーテルは自分を愛してくれているという記憶に塗り替えたのです。
ラプンツェルが自分の誕生日を知っていたのはなぜ?
ところでラプンツェルが自分の誕生日を知っていたのはなぜなんでしょう?
考えられるのはゴーテルがラプンツェルに教えたということですがうっかり口を滑らせてしまった可能性が高いのではないかと考えています。
誕生日になぜか毎年灯されるランタン、王国が消えたプリンセスが帰ってくることを願って毎年ラプンツェルの誕生日に灯している明かりだとすれば、彼女の記憶を呼び戻す引き金になってしまう可能性があります。
明かりを見に行きたいといったラプンツェルを外は危ない!と食い止めたゴーテル。
結局外の世界で見た「太陽のマーク」を引き金にラプンツェルは自分がプリンセスであることに気が付きましたが…。
⇒ラプンツェルの髪が長い理由とは?魔法の能力との関係やどうして切らないのか
⇒【塔の上のラプンツェル】ゴーテルは最後なぜ消えた?本当の死因は老化?
⇒塔の上のラプンツェルが人気の理由!魅力や見どころをわかりやすく解説!
まとめ:ラプンツェルはなぜプリンセスであることに気づいたのか、太陽のマークの意味とは?
今回はラプンツェルはなぜ自分が消えたプリンセスであることに気づいたのか、そして太陽のマークが意味するものやそもそもどうして記憶を失っていたのか見てきました。
「太陽のマーク」はコロナ王国のシンボルで「塔の上のラプンツェル」は太陽のしずくからできた太陽の花やコロナなど「太陽」と強い関係性があります。
そんな太陽のマークをきっかけに断片的だったラプンツェルの過去の思い出がつなぎ合わさり、自分がプリンセスであることに気づいたのです。