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千と千尋の神隠しが人気の理由!見どころ名シーンをわかりやすく解説

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2016816日に金曜ロードショーで千と千尋の神隠しが放送されます。

日本人なら誰もが一度は見たことあると言っても過言ではないんじゃないでしょうか?

興行収入は308億円、観客動員数は2300万人超え、日本で過去公開された映画で第1の座をずっと守り続けています。

ちなみに「アナと雪の女王」が255億、「君の名は。」が250億、この数字を見ても千と千尋の神隠しがどれだけすごいのかわかりますよね。

さらに千と千尋の神隠しのすごいところは日本だけにとどまらず海外でも大ヒットしている点です。

海外での興行収入はなんと275億円。

なぜこれほどまでの大ヒットとなったのか?

人気の理由を見ていきたいと思います。

千と千尋の神隠しが人気の理由

千と千尋の神隠しは幅広い年齢層が楽しめる

千と千尋の神隠しでは、主人公を子供にする事で子供が見ても楽しめる映画にしたことが大ヒットに繋がった一つの要因だと思います。

前作のもののけ姫などはどちらかというと内容が大人向けなところがありました。

今回主人公である千尋を10歳の女の子にすることでシンプルに子供が見ても楽しめるところが大きいです。

しかも子供だけでなく大人が見ても楽しめる内容になっており、改めて大人になってみると昔気づかなかった深いメッセージに気付かされます。

現に僕も子供の頃見てて普通に面白かったんです。

ですけど!

改めて大人になってみると子供の頃に気づかなかった深いメッセージに気づきまた違った面白さがありました。

千と千尋の神隠しは広告、プロモーションがすごかった

千と千尋の神隠しが人気の理由!見どころ名シーンをわかりやすく解説4

どんなに中身がいい作品でも人に知ってもらって、見てもらわなければ意味がありません。

そういった意味で千と千尋の神隠しは広告、宣伝がものすごかったんです。

前作のもののけ姫の倍の宣伝を行ったとのこと。

そして前作もののけ姫のヒットから単純にジブリファンが増えていたことや、全国各地の映画館で放送されたことによりより多くの人の目に触れる機会があったこと。

これらの要因が組み合わさって大ヒットに繋がったんだと思います。

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千と千尋の神隠しの見どころ

千尋の成長

湯婆婆に動物に変えられてしまわないよう、そして豚に変えられてしまった両親を助け出すため油屋で働く千尋。

初めは仕事が全然こなせず上司であるリンに怒られてばかり。

つらくて泣き出してしまうことも多々ありましたがだんだんと仕事にもなれ、一目置かれる存在へと成長していきます。

物語の序盤では頼りなかった千尋ですが後半になるにつれて自身に満ち溢れた表情に。

そんな千尋の成長していく姿は必見ですね。

宮崎駿監督曰く千と千尋の神隠しは千尋の冒険物語なんだそう。

たしかに異世界に急に10歳の女の子が一人飛び込んで、

油屋と言う会社の中で上司やお客さんがいて…。

千尋にとってはどれもこれも初めてのことばかりでたしかに冒険ですね。

魅力的な世界感

日本の様々な神々が集まる町。

舞台となる油屋は全国各地から様々な神々が疲れを癒しにやってきます。

美術監督は映画もののけ姫も手がけた武重洋二さんが担当しています。

ただ作画の彩色がもののけ姫のセル画による手塗りとは異なり、デジタル彩色で描かれています。

これによりセル画ではみられないようなツヤのある質感が描かれています。

初めて見たときは子供ながらに当時の他のアニメとは全然違う!と感じましたね。

怪しげでホラーな雰囲気がちょっと怖かったんですけど一度見たら忘れられない独特の世界観です。

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千と千尋の神隠しの名シーン

さぁ、行きな振り向かないで

千と千尋の神隠しが人気の理由!見どころ名シーンをわかりやすく解説3

感動のラストシーン。

千尋とハクの別れのシーンです。

無事家族の元へ帰れることになった千尋ですがハクとはここでお別れです。

映画の放送後このラストシーンの後ハクはどうなったのか?

ネット上では様々な意見や考察が飛び交っています。

https://sk-style.xyz/cinema/956/

半透明な電車に乗る千尋とカオナシのシーンに隠されたメッセージ

千と千尋の神隠しが人気の理由!見どころ名シーンをわかりやすく解説2
千尋とカオナシが電車に乗るシーンでは、半透明な乗客たちがのっています。

この乗客たちとカオナシは、宮崎駿監督のとしては自分で行き先を決められない、自我のない若者たちを表しているそうです。

また、電車の外に見えるステキな景色には油屋と言う厳しい小さな社会の中でも時としてこんなにも素晴らしい景色に出会えることがある。

つらく厳しい毎日でもきっといいことがあると言うメッセージなんだそうです。

何気なく見ていたシーンには宮崎駿監督のそんな深いメッセージがあったんですね。

千尋がハクのことを思い出すシーン

白竜になったハクにのって銭婆の元から油屋に帰る途中。

千尋はハクの本当の名前が「ニギハヤミコハクヌシ」だと思い出します。

それは千尋の昔の家の近くの川で、今は埋め立てられてしまいました。

千尋が本当の名前を読んだとき、白竜の鱗が剥がれハクは人間の姿に戻り、2人は本当の意味での再会を遂げます。

カオナシの大暴走

これ!小さい頃衝撃的すぎて正直怖かったシーンでもあります。

油屋に招き入れたカオナシがお客さんを1人、また1人飲み込んで行き巨大化していきます。

千尋がニガダンゴを食べさせることで今まで飲む込んだ人たちを吐き出し、見事油屋の外へカオナシを連れ出すことに成功します。

その仕事ぶりが評価され油屋でも一躍有名になるのでした。

千と千尋の神隠しが人気な理由、見どころや名シーンまとめ

いかがでしたでしょうか?

千と千尋の神隠しがこれほどまでに大ヒット、人気映画となった理由は

要点まとめ
  • 前作もののけ姫のヒットからジブリファンが増えていたこと。
  • 広告・宣伝を前作の倍にしたこと
  • 子供から大人まで幅広い年代が見て面白い作品であること

これらが組み合わさることが大ヒットに繋がったのかなと思います。

千と千尋の神隠しって見るたびに新しい発見がある映画で、

正直子供の頃は面白かったんですが若干気持ち悪かったんです…。

カオナシとかトラウマになりそうだったんですが…

改めて大人になってみると、深いメッセージに気づかされます。

千と千尋の神隠しでは今まで親に守られて育ってきた女の子がいきなり厳しい世界に飛び込み、苦労しながらも油屋での仕事を通じて成長していく姿が見どころとなっています。

結末を知っていても所々に散りばめられた裏話や宮崎駿監督の思いを知っているとまた違った楽しみ方ができます。

こんな風に何度見てもまた見たくなる。

一度見たらそれで終わり、じゃないところが千と千尋の神隠しの魅力、人気の理由だと思います。

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