映画・ドラマ

「ペンギンハイウェイ 」お姉さんの正体は何者なのか考察してみた。

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久しぶりのブログ更新です。

その日の夜のテレビがあんまり面白いのやってなくて、ペンギンがなんか可愛い、気軽に見れるかなー?と思って何気なくdTVで配信されていたペンギンハイウェイを見ました。

せーや
せーや
主人公のセリフとか、なんだか小説っぽい言い回しというかおしゃれな雰囲気があるなーと思ったらどうやら原作は小説のようですね。

以前「いなくなれ群青」という映画見たんですが小説が原作の映画ってセリフがおしゃれですよね。

それでいて何となく世界観?というんでしょうか、天気の子と所々雰囲気が似ているなーなんて見てて思いました。

で、、今回見ていて気になったのは「ペンギンハイウェイ」の超重要人物である「お姉さん」。

せーや
せーや
劇中では名前も出てきませんでしたし、原作でもその正体は明らかになっていないようですね。

ということで今回この「お姉さん」の正体は何者だったのか?

自分なりに考察していきたいと思っています。

お姉さんの正体は一体何者なのか?

劇中で明らかになることはなかったお姉さんの正体は一体何者なのか。

僕は海の世界からの使者だと考えています。

劇中に出てきた「海」という謎の球体、これはアオヤマ君のいる世界とお姉さんがいる世界という本来交わることのない2つの世界をつないでいるゲートのようなものだと考えます。

お姉さんについては以下のことが分かっています。

  1. お姉さんは投げた物質から「ペンギン」を生み出すことができる
  2. 「ペンギン」は海を破壊することができる
  3. ペンギンとお姉さんは海から離れられない、離れると消えてしまう
  4. 「お姉さん」及び「ペンギン」は食事をとる必要がない
  5. 「お姉さん」は人間ではない

 

お姉さんの目的とは?

お姉さんの目的はペンギンを生み出し、「海」という2つの異なる世界をつなぐ穴をふさぐことだと考えます。

つまり「お姉さん」とは「海」をふさぐために海の世界からアオヤマ君のいる世界へとやってきた使者だと考えています。

劇中では「お姉さん」と「ペンギン」は「海」から離れられないことが描かれています。

電車に乗り海辺の街に向かおうとしたときお姉さんの具合が悪くなり途中の駅で下車しましたがここは以前ペンギンを連れていた時も降りた駅です。

せーや
せーや
ペンギンはその後消えてしまいましたね…。

また、ペンギン同様お姉さんに食事は必要ありません。

「ペンギン」がエサを食べなくても平気だったり「お姉さん」自身何日も食事しなくても平気なことが描かれていましたね。

途中主人公を家に上げた際作っていたパスタ、一つ残されていたお皿が映し出される描写があったのもお姉さんが食べられない様子を表していたと思います。

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ジャバウォックとは何だったのか

「お姉さん」が生み出すことができるのは「ペンギン」だけではありません。

せーや
せーや
「ジャバウォック」という謎の生物も生み出していましたね。

これは「お姉さん」にアオヤマ君のいる世界への未練があったからだと思います。

「海」を消してしまえば「お姉さん」も消える。

目的が達成され「お姉さん」がアオヤマ君のいる世界にいる理由がなくなるからですね。

「まだこの世界でアオヤマ君と一緒に過ごしたい」

そんな「お姉さん」の思いが「ジャバウォック」という存在を作ったのだと思います。

アオヤマ君の世界とお姉さんの世界

2つの異なる世界について、アオヤマ君のお父さんが世界の果てについて話していましたよね。

せーや
せーや
これは映画を理解するうえでかなり重要な話ではないかと思いました。

「世界の果て折りたたまれて、世界の内側にもぐりこんでいる」

アオヤマ君のお父さんは袋をひっくり返すことで、袋の外側を内側にしました。

これにより今まで内側にいた部分に外側は飲み込まれてしまい、外と内の関係性が逆転しましたね。

これはまさにアオヤマ君のいる世界と海の中、お姉さんの住む世界のことを意味しているのではないかと思いました。

アオヤマ君からみて自分たちの世界の中に現れた「海」という球体・穴は世界の内側にあるもの。

けれどアオヤマ君たちのいる世界は海の世界の一部でしかなかった。

フラクタル構造という感じでしょうか?そんな風にとらえています。

アオヤマ君が最後笑顔を見せたのはなぜ?

「ペンギンハイウェイ」の物語のラストではお姉さんが生み出したペンギンたちによって海は破壊(修復)され、お姉さんは消えてしまいました。

でも最後にアオヤマ君が笑顔を見せたのは、空き地に以前海の世界に吸い込まれたはずの探査機がこちらの世界に戻ってきてるのを見つけたからだと思います。

「お姉さん」が住む世界とアオヤマ君の世界とのつながりはまだ確かにあるということ。

様々な仮説を立て、検証していくことでいつかまたお姉さんに会えるのではないか?可能性はゼロじゃないということです。

まとめ・感想

劇中、原作でも「お姉さん」の正体は明らかになっていません。

映画を見ての僕の考察としては主人公アオヤマ君がいる世界とは異なる世界から、「海」という2つの世界をつなぐ穴をふさぐためにやってきた存在であるということです。

食事をしなくても生きていける、物質からペンギンやジャバウォックといった生物を生み出せることから人間ではないといわれていますが、、、異世界人といったところなんでしょうか。

何気なく見た「ペンギンハイウェイ」でしたが思っていた以上に壮大な世界観に引き込まれましたね。

しかも「お姉さん」の声優が蒼井優で、アオヤマ君のお父さんの声優が西島秀俊という豪華っぷり。

せーや
せーや
そして小学4年生とは思えないアオヤマ君の頭の良さ、間違いなく将来大物になるでしょうね…!

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