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ラグビーワールドカップが開幕ということで金曜ロードショーで映画「インビクタス」が地上波にて放送されますね!
普段僕は洋画をほとんど見ないのですが、今回金曜ロードショーに先駆けてフライングで見ちゃいました。
そしたらこれが面白いのなんの…!
久々に見ていて胸が熱くなる映画に出会えた気がします。
今回はそんな映画インビクタスについて、ネタバレになるのですが映画を通じて伝えたい事はなんなのか?
僕の個人的な感想込みでサクッと簡単に解説していきたいと思います。
映画インビクタスについて、見る前に知っておきたい時代背景や前情報を簡単に紹介
まず始めに映画インビクタスを見るにあたって事前頭に入れておきたい時代背景などを見ていきたいと思います。
今夜のサタ☆シネ(テレビ東京、27:15~29:00)は、#クリント・イーストウッド 監督作「#インビクタス 負けざる者たち」。南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と同国代表ラグビーチームの白人キャプテンがWC制覇へ向けて奮闘 https://t.co/hPQtAnrsV7 pic.twitter.com/2RE6EmUZBk
— 映画.com (@eigacom) October 14, 2017
舞台となるのは南アフリカ、ここは白人による黒人の人種差別、アパルトヘルトや経済格差など様々な問題が残っていました。
印象的なのは映画が始まってすぐ、一本の道を隔てて片側では白人が綺麗なグラウンドで綺麗なユニフォームでラグビー。
もう一方では黒人の子供たちが簡易的な、お世辞にも綺麗とは言い難い土のグラウンドでボロボロのサッカーをしていました。
この映画は黒人で大統領に就任したネルソンマンデラ が世界共通のスポーツを通じてそんな南アフリカの問題に立ち向かう物語です。
そう、この映画は実話を忠実に再現した物語でノンフィクションなんです。
インビクタスはそんな予備知識を頭に入れてしっかりとこれは実際に起こっていた話なんだとしてみることが大事だと思っています。
映画インビクタスの伝えたい事とは?
ラグビーを通じて人種の壁がなくなっていく
1995年のラグビーワールドカップが舞台冒頭のシーンにもあった南アフリカでは白人がやるスポーツとされているラグビー。
#インビクタス#負けざる者たち
金曜よる9時45分
🏈🏃💨💨🏃💨💨
巨匠クリント・イーストウッド監督作🎦最強国に挑んだ男達の奇跡の実話💪✨#マット・デイモン #モーガン・フリーマン pic.twitter.com/UTijnmi5W6— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 16, 2019
黒人たちは白人社会の象徴とも言えるラグビーに対してあまりいい印象を持っていませんでした。
それを表現するのが黒人の子供たちに洋服を支給するシーン。
最後の子供への洋服は、ラグビーチーム「スプリングボクス」のユニフォームでした。
洋服を支給している白人の人は素晴らしいわね!よかったわね!そんな風にユニフォームの素晴らしさを語ります。
しかし黒人の女の子は受け取りを拒否。
白人を象徴とするラグビー、そんなラグビーのナショナルチームのユニフォームなんか着てたら周りの黒人の子供たちからは軽蔑の眼差しを向けられるということです。
しかしマンデラはあえてラグビーで世界一になる事で南アフリカを問題解決へと導こうとします。
白人の象徴ともされてきたラグビー、スプリングボクスにも黒人の選手が加入。
そして試合が進むにつれ白人、黒人の壁がなくなっていくところが映画では描かれています。
優勝が決まった瞬間、人種関係なくみんなで自国の優勝を喜び、抱き合うシーンを見てスポーツは世界共通なんだと改めて感じました。
マンデラの生き様、諦めない、常に未来を見据える姿
マンデラ自身反アパルトヘイト運動で牢屋に入れられ27年間の獄中生活を送りました。
その間白人たちによって家族が酷い目に遭っていました。
娘の話によるとラグビーチームであるスプリングボクスのキャプテンが自分たち家族を陥れた人物にそっくりだという・・・。
それでもマンデラは全ての過去を許す、未来をより良い方向へと変えていくためには自分自身が変わらなければいけない。
過去にしがみつくのではなく常に前を向いて歩いていく。
やるもやらないも全て決めるのは自分自身だという事。
マンデラはスプリングボクスのキャプテンであるピナールを親友だと呼び、手を取り合います。
次回の #金曜ロードSHOW!は9️⃣月2️⃣0️⃣日。ラグビー映画🏉の最高峰‼️「#インビクタス/負けざる者たち」を放送します🤩🤩🤩これを見れば、ラグビーワールドカップ🏉がもっと楽しくなりますよ😻😻😻#マット・デイモン#モーガン・フリーマン#クリント・イーストウッド pic.twitter.com/UPIcLb00ha
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) September 6, 2019
映画のタイトルでもあるインビクタスはラテン語で屈服しない、征服されないという意味です。
この言葉はまさにネルソンマンデラの生き方そのもので、長きに渡る獄中生活、幾度となく心折れそうになった時もマンデラを支えた詩の内容を表したものでもあります。
https://sk-style.xyz/cinema/1351/
どんなに困難な状況であっても自分自身が諦めていては絶対にうまくいかない。
どんなに辛くても過去を振り返らず、未来を見据え前を向いて行動する。
自分自身の舵を切るのは他でもない自分なのだから。
そんなメッセージが伝わってました。
皆さんもそうではないでしょうか?
でも自分さえ絶対に諦めなければ、失敗を繰り返しても前へ進んでいける。
明るい未来が待っています。
しかし逆に自分自身が諦めてしまったらそこでおしまい。
失敗のまま終わってしまいます。
⇒【インビクタス】ネルソンマンデラの獄中生活を支えた詩の意味とは?
⇒インビクタス決勝戦直前、飛行機に応援の文字が!このシーンは実話?
⇒【名探偵コナン】天空の難破船で怪盗キッドが蘭にキスした理由とは?
映画インビクタスが伝えたい事、ネタバレ解説まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネルソンマンデラが直面した問題は僕が日常生活で抱えるものなんかとは比べものにならないくらい大変な問題です。
投げ出したくなる時だってきっとあったはずです。
それでも絶対に諦めない、常に前を向いて進んでいくマンデラの姿に心打たれました。
映画を通じて伝えたかった事とはまさにタイトルでもある「インビクタス」だと思います。
マンデラを支えた詩の中の一説。
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ
マンデラがこの一説の通り決してあきらめることはなく、自分自身で運命を動かし、未来を切り開いています。
この映画インビクタスは非常にストレートに伝えたい事が伝わってくる映画でしたし、難しいこと考えずただ見てるだけで面白い、胸が熱くなる映画でした。
明日も頑張ろう。
自分も頑張ろう。
そんな気になる。
前向きに、ポジティブな気持ちになれる映画でした。