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植物図鑑や図書館戦争など次々と実写映画化を成功させている話題の小説家、有川浩さんによる人気ベストセラー小説 旅猫リポートが実写映画化されました。
そしてこの度金曜ロードショーで地上波初放送されます。
気になったのは旅猫リポートは実話なのか?
原作と実写版の映画ではどんな違いがあるのか?
ということ。
今回これについて調べて行きたいと思います。
旅猫リポートの原作と映画の違い
🐱絶賛の声、続々!🐱
松本ひで吉さん(漫画家)
つらい時に泣けなくて
好きな人に好きって言えなくて。
人間がかなしいほど不器用な生き物だから
猫はやさしくしてくれるのかもしれない。#旅猫リポート#松本ひで吉 pic.twitter.com/pNWiDQqL98— 映画『旅猫リポート』Blu-ray&DVD発売中! (@tabineko_movie) November 20, 2018
中学生編がカットされている
細かい違いは色々ありますが大きな部分としては映画では悟の中学生編がカットされていたところです。
物語は野良猫のナナが悟の猫になることで動き出します。
ある理由から悟はナナを飼うことができなくなってしまいます。
そこで新しい飼い主を探すため、悟とナナの旅が始まるのですが、物語の始まりから謎が多かった悟ですが旅をしていくうちに徐々に悟の過去、どんな人物だったのかが明らかになって行きます。
悟が小学生、中学生、高校生のころお世話になった人たちに会いに行き、悟がどんな人物なのかが明らかになっていくという流れです。
映画でまず最初に会いにいったのは小学生の頃からの幼馴染幸介の元。
その後は高校時代の友人、杉と千佳子の元を訪ねます。
高校時代の友人の元を訪ねた後悟とナナは悟の両親のお墓まいりに行ったり、叔母さんの家を訪ねるため九州へと向かいます。
そして物語はクライマックスへと進んでいきます。
舞台となる場所がそもそも違う
映画の公式ページにもなっている、一面の菜の花畑。
これも原作にはなく映画オリジナルです。
この綺麗な背景を見れるだけでも原作だけでなく映画を見る価値があると思います。
映像としての良さがある
これは当たり前と言ってしまえばそれまでなんですが小説と違い映像があるというのも大きな違いになってくると思います。
シーンごとにナナ役の猫トムが見せる仕草や表情、悟がどんな表情をしていたのか、細かい部分が伝わってきます。
また、猫好きの方には実際に猫がメインで出てきて動き回る、これがもうたまらんですよね。
原作者の有川さんも映画化するにあたってお願いしていたことは
猫さまの都合を第一に!
とのこと。
猫のしたくないことは一切させない、必要であれば脚本はいくらでも書き換えるという。
とにかく猫中心の映画になっています。
旅猫リポートは実話なの?
調べてみました。
これについては旅猫リポートは実話ではなく、フィクションのようですね。
なんて思います。
実話だから、ノンフィクションだからこそ感情移入して泣けるという場合もありますが、
今回の場合フィクションでも、結末が読めたとしても泣けてしまう作品にまとまっているところやがっつり感情移入できちゃうところがすごいですね。
⇒旅猫リポートはつまらないし面白くない?その理由や感想を調査!
⇒天気の子と君の名はのつながり!瀧・三葉・四葉が登場するのはどこ?
旅猫リポートは実話?原作とと映画の違いまとめ
原作と映画の大きな違いは悟の中学生の頃のシーンがカットされていること。
原作と映画とで違いはありますが個人的には映画の方も全体の流れ、バランスとしてはうまくまとまっているんじゃないかと思います。
原作の方が映画より全然泣ける、という人もいますが映画は音楽や映像の影響もあるので、
映画を見る際はお手元にハンカチやティッシュ、タオルの準備をしておくのがおススメです。